【豆花のイートインにチャレンジ】

今日は11月26日に開催されたOgumaga Studio Market vol.1について。
開始の1時間ほど前に到着して、他の出店者さんにご挨拶をして、準備をしながら話していたところ、
「お菓子を頂いたことがあったんですが、想像していたよりシャキシャキしている方なんですね。」
というお言葉をいただきました。
ナチュラル系お菓子屋さん=ふわふわっとした女性オーナー
という公式が一般的らしいけれど、
意外とお菓子屋をやっている女性ってたくましくて男性的な部分がある人が多いのよね、ふふふ。

出店者さんを紹介すると、
加賀指ぬきのゆびぬき堂さん、

この日はWSをされていました。
正確さが求められる作業を拝見し、大雑把な私にはできなそうと思うの巻。

台湾茶のチャリカさん、

中央に並んでいるのがチャリカさんのお茶。
チャリ姉(私の個人的な呼び方)は1日会場へいることはできませんでしたが、
途中で息子さんと一緒にいらっしゃいました。
友達であること抜きにして、
私は彼女のお茶が大好きです。
花畑ブレンド、ドライフルーツ入りのお茶ともにゲットだぜ!

写真左側は「いこい」というリーフレット。
鉄道や最中など、ちょっとコアな題材を取り上げていて面白い。

写真右側は、私の母が20年以上やっているボランティア活動で作っているクリスマスカード。
利益はすべて恵まれない子供達のために使われています。
このイベント主催者のオグーの計らいにより置かせていただきました。
ありがとう、オグー!

そしてスラッシュキルトのNAKEDさん。

布を何枚も重ねて抜い、縫い目の間を切り、洗い、たわしなどでこすってこの風合いを出しているそうな。
ものすっごい手間がかかるけれど、NAKEDさんはとても楽しいとおっしゃっていました。
私もイヤホン入れをゲットだぜ!

そして陶器の磯部ひろみさん。

白い器と、アクセサリー。
シンプルだけど、肌馴染みのいいフォルムです。
そして初対面なのにとても話しやすく、会って数分後にはノリノリで顔はめパネルで遊ぶの巻。
勝手に、なんだかちょっと近い人種な気がします。
器も欲しいけれど、この先のお引越しなどのことを考えて、ひとまず箸置きをゲットだぜ!

そして小川和紙さん。

オーナーさんがお綺麗だったので思わず
「お綺麗ですね」
とおっさんみたいなコメントをしてしまいました。
こちらでは柏餅柄のぽち袋をゲットだぜ!

そしてmenehiroさん。

menehune metalsさん。
お相撲のピンバッチなど、ちょっと変わったモチーフ、そしてオーナーさんのホワっとした雰囲気が魅力的。

そして冬虫さん(お写真を撮り忘れるという大失態。。。)
素敵な顔はめパネルを作ってくださった作家さんです。
今回、あまりお話できなかったので次に会える機会を楽しみにしています。

私はこのイベントで焼菓子の販売のほか、イートインで豆花をご用意していました。

磯部ひろみさんの器を使わせていただいたのですが、
これがまぁ素敵!
豆花は色味が地味目なので、白い器に盛ると繊細な色の違いがわかりやすくてよし。
しかもこの流線型の器は持ちやすく、そして豆花のふわっとしたイメージにもぴったりでした。
豆花とは台湾の一般的なおやつ。
簡単に言うと、煮豆や甘く煮たおいも、タピオカなどを乗せて食べるほんのり甘いおぼろどうふ。

私が作る豆花は少量の寒天を使って豆乳を固めるレシピ。
そして今回のトッピングは
黒豆、甘く煮たビーツ、小梅のシロップ漬け、甘く煮た生姜(シロップも)、抹茶ビスキュイ、五香粉、甘いビーツシロップ。
トッピングはセルフサービスでお願いしました。

私が美味しいと思うものをお客さんに気に入ってもらえるか、少し不安ではありましたが、
「美味しい」
の声をたくさんいただき、とても嬉しかったです。
おかげさまで30食完売。
そして販売していた焼菓子も完売。
鬼子母神の常連さんも来てくださり、とても嬉しかったです。
ゆっくりお話できてよかった。

普段私の持っている菓子製造許可ではこのような飲食の提供ができないので、
今回はとても新鮮な体験をさせていただきました。
ギャラリーカフェchaabeeさん、ありがとうございます。

今回、私はほぼずっとキッチンにいて、
・豆花のイートイン用意
・チャリカさんのお茶のイートイン用意
・Tsucuriteのお会計
・委託品の物販3件分のお会計
をやっていました。
イートインのオーダー、お会計、お皿洗い&拭き、お料理を運ぶ、お菓子の説明、お客さんとのお話、
慌てることなく、もちろん飽きることなく、存分に動き楽しみました。(せっかく来てくださったのにゆっくりお話できなかった友人たちよ、ごめん!)

そして10年前、毎日6〜18時が戦場みたいなベーグルカフェでキッチンに立っていた頃の記憶がよみがえりました。
落ち着いて、その時一番いいと思う手順を考えて、一つ一つクリアしていく。
お料理そのものと同じステップですな。

このような機会を与えてくれたオグー、そして参加者の皆さん、お客さん、
楽しい時間をありがとうございました!

11月はお料理のWSをしたり、今回のようなイートインをしたり、
今までとは少し違った活動をしました。
カナダから帰ったら、やりたいなと思ったことを実現した11月。
この先Tsucuriteをどうしていくか考える上で大切な材料と成りました。
準備不足など至らない部分が多々あったのは事実ですが、今できることはやり切ったつもり。
次回に生かそうと思います。