【カナダ番外編 フランクゲーリーとバスでの国境越え】

カナダから帰国して移動続きの日々がひと段落したので、
旅の記録をぼちぼちまとめていきます。

写真はカナダにいた時に友人と現地集合して行ったシアトル旅の様子。
言わずと知れたスターバックスの1号店。
写真からもわかるように、平日の朝早くから長蛇の列。
中を覗くとこんな感じです。

スタバフリークではないので、ここはスルーしてパイクプレイスマーケットへ。

ハンドメイドの雑貨屋さんが軒を連ねています。
笛みたいな玩具、革のサンダルなどなど。

そして私の好きな八百屋さん。

観光地なのに意外と安い価格帯。
ここに立ち寄った理由はこちら。

ギリシャヨーグルト。
ヨーグルト大好きな私にとっては最高のおやつ。
甘酸っぱいベリーと、濃厚なギリシャヨーグルトの相性は抜群。
日本でもギリシャヨーグルトのお店が街中にあったらいいのにな。

これを食べながら空を見上げていると、こんなものを発見。

何かの広告を引っ張っている飛行機。
こんなところまでダイナミックなのね、アメリカって。

こうして腹ごしらえをして向かったのがこちら。

1962年の万博で建てられた塔、スペースニードル。
正確に言うと、私たちが目指していたのはそのお隣にあるこちら。

フランクゲーリーのMoPOP。
ポップカルチャーを展示する美術館です。
ぐにゃぐにゃした建物の隙間に電車が通って行きます。

違う方向から見ると、こんな感じ。

そして敷地内にはアスレチックもあり、親子連れで賑わっていました。

蜘蛛みたいな、架空の怖い生き物みたいなフォルムです。

友人と二人でいろんな方向から写真を撮り、眺め、長いこと堪能しました。
鉄板を一つ一つ溶接してこの曲面を作っているだなんて、
考えるだけで気が遠くなるわ。

それからすぐ近くの広場に行くと、フードベンダーが並ぶエリアにたどり着きました。

地元民が溢れています。
アメリカンなお肉料理もありますが、こんなものも。

プロテイン入りのドリンク屋さん。
アメリカでもカナダでも、街中にプロテイン屋さんが普通にあって、通りがかりの人が買って飲んでいるのをよく見かけました。
日本だとアスリートや筋肉好きな人の食べるものという印象ですが、
こちらではそうではないらしい。

そして私たちが選んだのがこちら。

東南アジア系の2品。
パン類に飽き飽きしていたので、お米が美味しいのなんのって!
暑い中、屋外ライブを見ながらいただきました。

そしてこの日の夜、シアトル最後の晩御飯がこちら。

魚介とお野菜を求めて行ったレストラン。
店員のお姉さんの声がとても小さく、口元も動かず、英語に慣れていない私たちはぜーんぜん聞き取れず。
しかし食べたかったものを食べ、飲み、友人と深い話をして、
大満足の夜。
この友人は頭の回転が早く、物事を客観的に分析する力があり、私の足りない部分や甘い部分がお見通し。
私がしっかりと考えるべきことをズバリと言い当ててくれる、ありがたい存在です。

ちなみにこの後、宿に戻ってからはくっだらなことを夜中までしゃべり続け、笑い転げましたとさ。
あぁ、今思い出しても笑えてくる。。。

そして翌朝、友人は東京へ戻るために空港へ向かい、
私はお昼頃にカナダへ戻るためにバスターミナルへ。
その道すがら見つけたオシャレ本屋さんに立ち寄り、

目的の駅に到着!

飛行機でカナダへ帰るのもいいけれど、
どうせなら違う手段、バスでアメリカから国境を越えようの巻。

バスターミナルは日本のそれと同じで、電光掲示板にバスの案内が書かれています。
一応私は係のおじさんに確認をしてから、ターミナル内のベンチで休憩。
そしてアメリカで買った靴に履き替えるの巻。

図らずも黄色から黄色へ。
履き替えていると近くにいたご夫婦が
「あら可愛らしい靴ね、すごく似合ってるわよ。」
と。そしてまたもう一人、
「とても可愛いわね。」
と。

何か見返りを求めるわけでもなく、知らないアジア人にも気さくに話しかける文化って素敵だな。

こうしてバスに乗り込み、国境で入国審査を受け、無事にカナダへ戻りましたとさ。(国境では写真を撮れないのが残念でしたが。)

ちなみにバスで国境越えをする時は、
空港よりも審査の時間は短時間ですが、会話のやり取りが多め。
短時間なのは、世界的に日本人の信頼度が高いという理由もあるかもしれません。
通訳できそうな人もおらず、英語がわからない人が悪戦苦闘している様子も見かけたので、
心配な方は空路での国境越えをオススメします。
私みたいに英語が堪能でなくても、
「なんとかなるさ、面白そうじゃん。」
という心意気の方はぜひ陸路での国境越えを!
パスポートに押されるハンコも見ものですぞ。

これにて友人とのアメリカ旅は終了し、私はカナダへと戻りました。
正直言うと、日本からカナダへ行ってから強行スケジュールをこなし、慣れない英語生活を送っていた私は心身ともにだいぶ疲れていました。
そんな時に気を遣わずいられる彼女がアメリカまで来てくれて、とても救われました。
久しぶりに日本語で言いたいことが言えてスッキリ!

持つべきものは友達だと心の底から思った旅でしたとさ。