【1月の鬼子母神手創り市】

1月の手創り市は稀に見る寒波の中開催されました。
私はエスキモーみたいな帽子をかぶって防寒万全です。

寒かったせいもあり、さすがに朝一は人出がイマイチでしたが、
いつも朝早く来てくださる常連さんとゆっくりお話ができてよかった!
そしてお日様が暖かくなった11時頃にはたくさんの来場者の姿。
つくりては14時前に完売御礼となりました。

奥に見えるのは常連さんがくださったカイロ。
出展者の冷えを心配してくださるなんて優しすぎるぜ!

ここからはぶっちゃけたお話。
1年前と比べて、この手のイベントの来場者数は減っています。
同じ様なイベントの乱立やハンドメイド流行りなど要因は様々だと思いますが、
出店者はジワジワとその変化を感じとっています。
食品は相変わらず早めに売り切れ御礼になるお店もあるけど、売れ行きがイマイチだという話を聞くこともしばしば。

で、つくりては正直なところどうなのかというと、安定的に売れています。
むしろ売り上げは伸びています。
前みたいに朝一からガーッと嵐の様に売りまくることはないけれど、
お天気にも左右されず、落ち着いてお話をしながら売り続け、14時前には完売というのが最近の様子。

お客さんのおかげに他ならないのですが、なぜつくりては売り上げを伸ばせている要因は謎でした。
しかし何年も一緒に出店している仲間が一言、
「つくりてさんはお客さんの滞在時間が長いよね。」
と。
そう言われて周りを見るようになり、その意味がわかりました。
つくりての常連さんはお菓子そのものを買いに来ているというより、
お菓子を選んだり、話をしたり、そんな時間を買いに来ているんだな。
他の出店者さんもそうだと思うけど、
ここまでお客さんのプライベートな話をしてる人は少ないらしい。
だから差し入れも以前からの友達みたいな物や、旅のお土産まで下さるのか。
お名前を知っている常連さんも多いし、勝手にあだ名をつけて呼んでいる人すらいるしね。

年明けから謎が解明されてスッキリ。
こういうところに、これからのつくりての在り方のヒントがあるのですな。
「あの人と話すと元気をもらえる。」
と思ってもらえるような人間力を身につけよう、そうしよう!

最後に、この日相棒に東京の寒さを伝えるために送った写真がこちら。

この帽子を見た方は
「すごい暖かそうですね。」
「さすが、つくりてさんですね。」
と帽子に関するコメントをする方が多くいらっしゃいました。
そんなに印象的なのかしら?
友人に話したら、
「あなたの帽子力には勝てないよ。」
という謎のコメントが返ってきましたよ。

帽子力も人間力の一部だって思っていいよね?