【台湾の旅 その12 台北でイベントを開催する (動画あり)】

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今日は台湾旅の続き。
今回の訪台の目的は、
” 友人の経営するパン屋さん麥夢麵包福利社で一緒にイベントを開催すること ”
でした。
イベントの内容は
「台湾の食材を使った、和の要素がある、パンに合うお料理を楽しむ。」
そして私の中の大前提として、
「関わる人みんなが笑顔で、何か収穫があるイベントにすること」
を心の中に掲げていました。

なぜこんなことを考えたのかというと、
台湾には和食だけでなく日本のお料理に興味を持っている人は多くいます。
台湾の食材を使って日本らしいものを作れたら、
参加してくれる人の視野が広がるかなと思ったのがきっかけでした。

台湾へ来る前から友人とメッセージや電話でやりとりして大まかなところを決めて、
台湾へ来てから詳細を決めて、
いざ本番です。

1枚目の写真は本番当日の朝の様子。
グァバの種の取り方をErinに習っているところ。

そしてこちらはドラゴンフルーツを向いているところ。

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半分に切って、手で皮をむいていきます。

そしてこちらはデザートのあんこ玉。

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台湾でもメジャーなお豆を使った簡単おやつです。

そして全12品が完成!

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上の写真の右上は
緑豆あんこ + 腐乳 + 七味唐辛子 のカナッペ

腐乳はお豆腐を発酵させた調味料。
沖縄の豆腐餻に似た、チーズのような発酵食です。
緑豆は甘さ控えめに煮てあんこにして、そこに塩気のある腐乳とアクセントの七味唐辛子が全体を一つにまとめてくれています。

そしてお次はサンドイッチ(三明治という)
1つ目が
塩漬け豆腐 + peanuts butter + 豆豉 + 芋の葉

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塩漬けして寝かせたお豆腐、コクを出すためのピーナッツバター、お芋の葉っぱが入っています。
ピーナッツバターは畑で育てた落花生から作ったものを持参しました。
もちろんパンは麥夢麵包福利社の物。

これがなかなか好評で、作り方を説明させていただきました。
台湾人のお口に合う味なのかしら??

そして三明治2つ目は
南瓜  + グアバ  + カレー粉+ 芋の葉

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蒸して粗つぶしにしたかぼちゃ、カレー粉を少し、お塩を少し、そしてグァバと芋の葉と一緒にサンドしました。

ちなみに台湾では芋の葉はメジャーな食材です。
しかし加熱して食べることがほとんどで、生食はしません。
しかし食べてみたら、ほろ苦くておいしかったのでサンドイッチに使用しました。
アクが強いので少しだけ入れるのがポイントです。

そしてお次は
ドラゴンフルーツ + 甘酒 + アーモンド + 塩 のカナッペ。

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台湾の甘酒は日本のものと違って、さらっとしていて甘さは控えめ。
ドラゴンフルーツの甘さを引き立ててもらう役割として活躍しています。
そして食感のアクセントとしてアーモンドをトッピング。
最後にお塩を振りかけて、ドラゴンフルーツのジューシーさを引き出しています。

お次は
白きくらげ + 梅干し + 豆豉 + とろろ昆布のサラダ。

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100%ジュースで戻した白きくらげ、豆豉、梅干し、とろろ昆布を和えたものです。
台湾で白きくらげはメジャーな食材ですが、シロップ煮にしてデザートとして食べることがほとんどなので、皆さん驚いていました。
梅干しの塩気と酸味がポイントです。

お次はグリル野菜。

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タロイモとかぼちゃをスライスして、少量のごま油と塩をまぶし、オーブンで焼きました。
私が自分用のおやつとしてもよく作るお野菜チップスです。
オーブンの具合が分からず焦げてしまったものがあったのは残念ポイント。

お次はピザとスープ。

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麥夢麵包福利社特製ピザ生地、畑で育てたトマトで作ったトマトソース、辛い腐乳、タケノコ、お店前で育てている台湾バジルを乗せて焼きました。
トマトソースはどんこ、昆布茶、玉ねぎ入り。
辛い腐乳がコクをプラスしてくれています。

スープは昆布出汁に芋のツルのみじん切り、百合の花、自家製ゆず味噌を入れた冷製。
百合の花はこの時旬で、市場で見つけて購入したものです。

お次は麥夢麵包福利社のお芋&海苔のパン。

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「私が台湾食材でお料理を作って、麥夢麵包福利社が日本の食材でパンを作ったら面白いね。」
というオーダーに応えてくれた作品です。
お芋は台湾のさつまいも。
日本のものよりも黄色くて、甘さが強めです。
くどくない、この甘さは今回の旅でハマったものの一つです。

これらのお料理を用意して、まずは自己紹介からスタート。

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「上下ともに自作のお洋服で行こう」
と決めていたものの、台湾で美味しいものを食べ過ぎて4kg太ったのでお洋服がパツパツ。
お腹に力を入れて、すこぶるいい姿勢をしているけれどバレてますな。

私の仕事内容などはいいとして、今回の趣旨はこんな感じで説明しました。

「今回の献立は台湾の食材を使用して、和の要素を加えて作りました。
私が考える和の要素とは、「彩り、素材の味を楽しむこと、季節を感じること」です。
デザート以外は砂糖を使わず、油はチップスに少量だけ使用しました。
台湾では「素食」がポピュラーですが、「お肉に似せたでんぷん質」など我慢の要素が強いように思えます。私は「野菜を楽しむ」観点から素食の提案をしたいと思います。
参加してくださる皆さんのこれからの食生活の視点が広がるきっかけになれば嬉しいです。」

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昔から、本番に強い(緊張しない)私が見て取れる写真です。

そしてこの後、皆さんに食べてもらいながらメニューの説明をして、質問に答えていきました。

「これはどうやって作るんですか?」
といった質問はもちろん、私自身についての質問が多くてびっくり。
「畑はどんな広さですか?」
「子供はいますか?」
「食事を含めた1日のタイムスケジュールは?」
などなど。

こういうところが、私の思う台湾人の魅力的な部分です。
目に見えるものだけでなく、その背景やストーリーに思いを巡らせる姿勢、
素直な反応は私にとっては新鮮で輝いて見えます。
日本だったら、聞きたくても
「そんなこと聞いたら変に思われるかな?」
「大勢の前で手を挙げるのは恥ずかしいな。」
と躊躇する人が多いだろう。
でも聞きたいことをストレートに聞いてもらえると、答える方も清々しい気持ちになります。
美味しいなら美味しい、
可愛くないなら可愛くない、
素敵なら素敵。
そうやって自分の考えをストレートに表現する台湾人の気質が好きだな。

こうして計2回、30人ほどのお客さんが集まってくださりました。
たくさんの笑顔が見れたことが、何より良かった!

2回目終了後、終わってからも店内でくつろいでいた方々と撮った写真がこちら。

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笑顔が溢れてるー!!!
私自身もナチュラルな笑顔で楽しそう。

そして、下記の動画を見ていただきたい!

麥夢麵包福利社のご主人、実はプロのカメラマン。
写真を撮るとは言っていたけれど、動画まで撮ってくれているとは気づかなかったー!
兄さん、ニクいことしてくれるぜ!
日本に帰国して数日後、電車の中でこれを見て、思わず涙ぐんでしまいました。
みんなナチュラルな表情をしていて楽しそう。
麥夢麵包福利社のお二人、いつも通訳をしてくれるなっちゃんをはじめ、参加してくださったみなさんへの感謝の気持ちと、
「みんな笑顔でよかった。」
というホッとした気持ちと、
”食”の大切さや可能性を再確認できたことと、
いろんな気持ちがこみ上げてきました。

私がやりたかったことはこれだったんだなと思った瞬間でした。
みんながホッと笑顔になる場を作ること。
モヤモヤしていたものがスッとクリアになりました。

この気づきを次に活かしていこうっと。

最後におまけ、その1。

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1回目と2回目の合間にお腹が空いて、グァバに腐乳をつけて食べたら、美味しかったよの図。
変化球のもろきゅうのような味です。

おまけ2。
イベント終了後、若い女子が
「作ってきました!」
と満面の笑みで渡してくれた作品。

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びっくりー!!!
こんなに驚いたのは久しぶりってくらいビックリ!
彼女は洋菓子屋さんで働いていたことがあるそうで、私の名前のチョコレートを作って持ってきてくれました。
キラキラしたピュアな笑顔を見ながら、
まるでバレンタインのチョコレートをもらったかのような気持ちになりました。
キュンとするって、まさにこのことだな。

おまけ3。
参加してくれた友人がくれたお米。

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台北で作っている、自然農法のお米です。
次回台北に行った時にはぜひ見てみたいな。

こんな感じでイベント自体は終了。
あー、しばらくは写真や映像を見るだけで感動して涙ちょちょぎれちゃうわ!

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