【ヨーグルトの作り方】

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10年以上、私の朝食はフルーツとヨーグルト。
この日はクミンをかけていただきました。

以前は買ったヨーグルトを食べていましたが、
この2年くらいは手作りしています。

手作りと言っても作り方は非常に簡単。
しかもわざわざヨーグルト菌を買わずに作れる、
お手軽な方法を紹介します。

 

ヨーグルトの作り方

 

<材料>

無調整豆乳(牛乳でもOK)      1L
市販のヨーグルト(牛でも豆でもOK) 大さじ1

<作り方>

1、豆乳にヨーグルトを入れて混ぜる。

熱湯消毒したスプーンで豆乳にヨーグルトを入れて、よく混ぜます。
(蓋がしっかり閉まれば、シェイクしてもOK)

 

2、常温で放置する。

夏は日の当たらない涼しい場所で半日くらい。
春と秋は丸一日、
真冬は暖かい場所で丸一日。
私はこんなヨーグルト発酵器を使っています。

 

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アンカみたいなもので、これを巻いておくと30℃前後に保てるので、
パンの発酵にも使えて便利。
しかし普通の家庭にはないと思うので、
アンカやレンジで温める湯たんぽで代用するのがおすすめです。
だいたい30〜35度程度に保ちたいので、
触ってみて体温と同じくらいの温度を目安にすればOK。

 

3、固まったら出来上がり。冷蔵庫に入れて保存します。

固まった状態は
「容器を傾けて、表面が崩れない。」
のが私の判断基準。
全体がツーっと動いても、表面が平滑な状態を保てていればOKです。

 

4、次回の元種を取っておく。

ヨーグルトができたら、煮沸消毒した器に大さじ2のヨーグルトを次回の元種として取っておきます。
出来上がったヨーグルトの表面は雑菌がついている可能性があるので、
少し内側から取っておくのがポイント。

 

ここで注意点が2つ。
<ヨーグルトの選び方について>

市販されているヨーグルトの中には酵母ではなくゼラチンで固めているものもあります。(安いものに多い。)
買うときに成分表示を見て、ゼラチンと書いていないものを選びます。

 

<種継ぎの回数について>

器やスプーンを煮沸消毒しても、酵母とともに雑菌が繁殖する可能性は大いにあります。特に暑い夏は要注意。
そこで私は種継ぎの回数を夏は2回、冬は3回までと決めています。

2回というのは、

豆乳+市販ヨーグルト1さじで作る
→豆乳+自家製ヨーグルト1さじで作る
→豆乳+自家製ヨーグルト1さじで作る
→新しいヨーグルトを買ってくる。

という流れ。
1回でも変な匂いがしたり、舌がピリッとしたら
迷わず食べるのを終了します。

酵母は生き物。
パンやお菓子、発酵食品を作るのに活躍してくれますが、
見極めを間違えると毒にもなるからね。

私みたいにお腹が強い人はいいけど、
小さな子供やご年配の方などはくれぐれもご注意を!

 

<調整豆乳や低脂肪牛乳を使う場合>
無調整のものを使うよりも時間がかかり、出来上がりの量が少なくなります。

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