Lucie Rie

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衝動にかられるようにルーシーリー展へ行ってきました。
釉薬の色、質感、透け感が私のツボでした。
言葉で説明するのは難しいけど、
透き通っているようで、奥の奥の方はくすんでいます。
繊細に見えて、強い力を感じました。
彼女の細くて華奢な体とリンクするような作品。
ボタンのコーナーもあり、釘付けになりました。
でも
「この花瓶を活かす花ってどんなんだろう。」
「このボタンを活かすお洋服ってどんなんだろう。」
という想像がかき立てられなかったのが残念。
私の想像力の乏しさ?
使う食器や花器というより、そのものが作品という印象を受けました。
ちなみにボタンは一つ30万円なんていうのも売っていました。
芸術に疎い私ですらその名前を聞く事は多い。
それを表すかのように、平日にも関わらずまずまずの混み具合。
でも、単に流行なんかじゃなくて本当にいいものなんだと実感できた展覧会でした。
21日までですが、興味のある方はご覧あれ。