【カナダその34 バンクーバーの特殊系スーパー】

今日はカナダ旅の続き。
旅先に日本食を持っていく人も多いらしいけれど、私は使うとわかっている製菓材料と自家製お味噌以外は全く持って行きません。
好き嫌いは一切ないし、日本食が恋しくなることもないし、現地の食文化を知りたいという気持ちの方が強いから。
お味噌は自分用ではなく、そこで知り合った人たちに何か日本食を振舞いたい時にお味噌汁を作ると喜ばれるので持参することが多いです。

今回も日本食材は持たずに行き、現地のスーパーで手に入るもので自炊をしていましたが、
バンクーバーは多民族国家だけあって、いろんな国の食材が手に入りました。

今日はその一部をご紹介。

1枚目の写真は中近東系食材のスーパー。
謎のフライド缶詰や、

マローブルーなどのハーブや、

私の好きなこやつ。

バクラバとカタイフィのお菓子。
もっと近くによるとこんな感じ。

左側のカタイフィは、細い小麦粉の麺を焼いて、シロップに浸したお菓子。
右側のバクラバは、薄いパイ生地の間にくるみを挟んで重ねて焼き、シロップに浸したお菓子。
トルコで食べた、歯が痛くなるほど甘いこのお菓子が恋しくて、
今回も買ってきて食べてみたのですが、
激甘ながらトルコより甘さ控えめで美味。
こっちの方が口には合うけれど、心のどこかで激甘を期待していただけにちょっと残念な気持ちになるの巻。

そして日本食材のお店もたくさんありました。
そこで売られていたのは、

キッコーマンのみりん風こってりみりん。
みりん風調味料で、みりんではありません。
そして魚介。

マグロは凍っていますが、
Sashimi gradeということで、お刺身として食べられるらしい。
そして生肉。

Premium beef Yakinikuとのこと。
神戸牛ではなく、神戸のお肉でもなく、NIKUYA(肉屋)のNIKUYA MEATSらしい。
いかに”神戸牛”のブランド力があるかを象徴する表記ですな。

そしてお弁当。

ご飯の上にサーモンやお野菜がのったPoke bowlはバンクーバーのメジャー商品。
お稲荷さんは日本のものよりビッグでお腹いっぱいになりそうなサイズでした。

そしてチルドコーナーも散策。

調味梅干しを発見。
そして私も大好きなこちらも。

納豆。
カナダに行って1ヶ月ちょっと経ったこの頃、私が食べたい日本食を挙げるとしたら、納豆でした。
そして私も愛用しているこちらもありました。

日新製糖のきびざとう。
約700円とは驚き!

そしてお菓子コーナーで気になるものを発見。

日本製のポッキー。
よく見るとわかるのですが、抹茶だけ50円ほど高いお値段でした。
台湾でもそうですが、” 抹茶 = 高級品”という認識があるらしく、
抹茶を使った商品は値段が高く設定されているのをよく見かけます。
確かに抹茶は高いけれど、ポッキーまで高く設定されるとは驚き。

そして抹茶と同じく、高級品と認識されている単語がこちら。

北海道。
台湾でも” 北海道 ”という文字をよく見かけるし、北海道ブランドは確立されているらしい。

この他にもバンクーバーには韓国系スーパー、イタリア系スーパー、中国系スーパー、タイ系スーパー、インド系スーパーなどがあり、本当にいろんな食文化に対応した街だなという印象を受けました。

そして最後におまけ。
次の写真は、最安スーパーよりワンランク上のスーパーで見つけたもの。

ペット用のご飯が売られていました。
猫用ドライフードが約1kgで1300円。
日本で有名な高級ドライフードよりも3割ほど高価です。

友人が
「バンクーバーでペットを飼うのはお金持ちだよ。」
と言っていた理由がわかった瞬間でした。