【カナダその7 海に繰り出す】

ガリアーノ島2日目の朝。
ホテルの前の浅瀬ではカナダグースが佇んでいました。
あまりに普通にいると日常の何気ないことような気がしてきますが、やはり写真で見ると不思議な光景だわ。

この日はJonathan船長の元、小型ボートで海へ繰り出しました。
しばらく走って出くわしたのがこの光景。

野生のアザラシたち。
こっちを気にしながらも逃げる気配はありません。
アザラシだよと言われても、あまりに非日常すぎてピンときませんでした。

そしてもう少し走り、仕掛けておいたカゴを回収。

これがまた大漁だったのですが、それはまた後日。
そしてカゴの中にはこんなものも入り込んでいました。

なぜかヒトデを手渡され、普通に受け取った私。
キャーキャー言うタイプではないけれど、やっぱり少しドキドキしました。
想像よりも固くて、カニみたいな触感。
また触りたいかと聞かれたら、別にいいやと答えますがいい経験です。

そしてこんなものも収穫。

昆布。
根っこからは採らず、食べられる分だけ、先の部分を取っていきます。

お魚でも、お野菜でも、海藻でも、
命を頂いている時点で共生ではないと言われたらそうかもしれません。
でも生き物は食べないと生きていけない。
だとしたら、できるだけ負担が少ないように配慮するしかやり方はない。

揺れる小型ボートの上で、
「何かを食べるっていうのは、こういうことなんだな。」
と考えていましたとさ。