【夏大根の共和え】

常滑は関東よりも季節の移り変わりが少し先にやってきます。
夏大根も5月終わりころから出回り始めました。

そこでこの日の一品は大根の共和え。
茹でた大根の両面を胡麻油を敷いたフライパンで焼き、大根おろしとお醤油をかけるだけ。
ジュワッと柔らかい大根と、シャリシャリの大根、二つの食感を楽しめるおつまみみたいな1品です。

これなら2人暮らしで大根を1本買ってもすぐに食べきれるぞ!

こうして私がキッチンで大根を焼いている時、後ろを振り返るとマダムちーちゃんがお昼寝中。

猫部屋のある2階よりも涼しくて、お勝手口から風が吹き込むし、私からのおこぼれも期待出来る位置でお昼寝する彼女。
最初の頃は威嚇する以外に声を発することはなかったけれど、今ではニャーと鳴くようになり、見える場所でお昼寝をしてくれるようになり、ご飯を用意していると鳴いて足にすり寄ってきてくれるまでになりました。
彼女はおねだりのスリスリに慣れておらず、力強い頭突きがふくらはぎにくるわけですが、それでも私は嬉しいよ。
ほんの少しづつだけど、徐々に距離が縮まってきているのを実感しています。

そして2階に上がると、こんな感じの風景が広がります。

たとえ寝ていたとしても、私が猫部屋に入るや否や、
「ご飯の人が来たー!」
と襲いかかってくる怖いもの知らずの子猫たち。

まさに食べ盛りの育ち盛り。
子猫たちが戯れてきて、私は小傷が絶えませんが、そんなことができるのも今のうち。
撫でくりまわして、子猫独特の匂いを嗅いで楽しませてもらっています。

そして、子猫たちの近くには私を一番警戒している彼。

りっくん兄さん。
母猫よりも子猫たちの面倒を見ている様子。
相棒には懐いているけれど、私はまだ心を許してもらえていません。
彼を見かけると、
「りーっくん、りっくーん!」
などと無意味に歌って声をかける私と、ちらっと見てから見なかったフリをする彼。
雪解けも近いはず!

今、私は仕事で東京に来ているのですが、写真を見たら会いたくなってしまったな。
どうやらこんな私ですら猫ロスに陥るほど、猫は魅力的な生き物らしい。