【ニューヨーク旅 番外編 一人旅の身の守り方 】

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今日はニューヨーク旅の番外編。
写真は地下鉄の入り口で、通っている路線名がアルファベットで記載されています。


徐々に私は ” 1人で海外へ行く人 ” と認識され始めている様です。
そのせいかお客さんや友人から
「私も今度1人で○○に行こうと思います!ゆいちゃん見てて触発された。」
と言われる事も多くなり、
そんなワクワクした姿を見ているとこちらも楽しい気持ちになります。

ただ、見知らぬ土地に1人で行く事は危険が伴う事も承知の上で行かないといけません。
ツアーだと変な輩に引っかかることは少ないだろうけど、自由度が低い。
一人だと変な輩に話しかけられることは多いけど、自由度が高い。
一長一短です。

そして「○○は治安がいい」とか「○○は親日だ」とか、
確かにそういう傾向はあるけど、それはあくまで一つの指標だなとつくづく思います。
やはり日本人は犯罪の標的にされる事が多いのが事実です。

「日本人は平和ボケしている」と言われるけど、まさにその通りだと思う瞬間があります。
ガイドブックに釘付けで、周りの人の動きが視界に入っていない人や
自信なさそうに佇んでいる人。
海外で旅行している日本人のぼんやり具合を目の当たりにして
「こりゃ日本人が標的になるのも納得だ。」
と思った事もたくさんあります。
単一民族国家で、貧富の差も比較的小さくて、犯罪発生率も低い場所で生まれ育ってきたら、そりゃそうなるよね。

私自身も海外旅行をし始めた頃は、かなりナーバスになっていたけど、
最近は自分なりのポイントを抑えて、それでもダメなら仕方ないと思う様になりました。

そのポイントを少しまとめてみました。
これから一人旅に行こうと思っている人の助けになればこれ幸い!

私が見知らぬ土地で心掛けている事

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・堂々と歩く

私が何より心掛けていること。
日本人は体が小さく、年齢が若く(幼く)見られる。そして黄色人種である。
良くも悪くも、日本人は
「海外旅行ではスリや強盗に気をつけろ」という刷り込みが強いから、慎重になりがちです。悪く言えばビクビクしがち。
端から見て、狙ってください感満載なのですな。

私が海外で歩く時には
「大股で、まっすぐ前を見て、堂々と歩く。」
これを実践しています。
怖いとついつい小股で早足になってしまうのをぐっと堪える。
こうする様にしてから、変な人に声をかけられる事も少なくなりました。

・何か言いがかりをつけられたら、日本語でいいから言い返す

悲しいかな、こういう経験は何回かあります。
押し売りなど騙そうというタイプ、日本人批判タイプ、珍しい日本人ナンパなど、いろんなタイプがあります。
不意打ちで話しかけられる事に慣れていないと圧倒されてしまう事もあるわけですが、
イエスだかノーだかはしっかりと意思表示しなくてはならない。
それでもしつこく付きまとってきたら、
「もー、しつこいってばっ!」
と語気を強めて言うと、日本語の意味はわからなくても
「この人怒ってるな」
と伝わると。
破裂音を含む言葉の方が怒ってるな感が伝わるようなので、威勢の良い江戸っ子になりきるとよいらしい。

・変な輩にロックオンされたら、気づいてますよ感を出す。

日本人は気になるんだけどジロジロ見るのは恥ずかしいという人が多い。
目が合っちゃったら即目をそらすとか。
しかし海外に行くとガッツリ見られる機会が多い。
目が合ってもそらさないし、気にしていると疲れてしまいますが。
単に珍しい日本人に興味を持って見てる人が多数だけど、その中には犯罪者もいる。
怪しそうだなと思う人がこっちを見ていたら、あえて目を合わせて数秒そのままをキープします。
その後こちらに向かってきたり、後ろから追いかけてきたら、
直角に曲がったり、折り返したり、明らかな避け方をすればOK。

歩きやすい靴を履く

すぐに走れるように、歩きやすいスニーカーを履くようにしています。

ちなみにNYの地下鉄で撮った写真がこちら。

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そんなに遅い時間でもないのに、近くに乗客はおらず。
そして駅員さんもいる駅といない駅があるので、人が少なそうな時間帯は警戒しながら乗っていました。

自分の身は自分で守る。
当たり前のことですが、日本で暮らしていると忘れがちなことを思い出させてくれる一人旅なのである!