サバサンドとドゥンドゥルマ

2011-07-09 18.18.58
旧市街から新市街やアジアサイドへ行くフェリーの船着き場に来ました。
このエミノニュの船着き場で食べたのがこれ。
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サバサンドです。
柔らかめのフランスパンに焼いたサバ、レタス、タマネギを挟んだシンプルなもの。
レモン汁がかかっているので生臭さもありません。
なぜ船着き場で食べたのかというと
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停泊している船の上で作っているんです。
船着き場にいる店員さんに注文すると、
船から渡してくれます。
これが意外と大きくて、
長さが20cmくらい。
2人で半分ずつ食べてお腹いっぱいです。
たしか1個4TL(280円くらい)です。
そして名物のこれ。
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ドゥンドゥルマ。
ラン科の植物の根からできているサーレップという材料が
あの粘り気の正体です。
いろいろなフレーバーがあったのですが、
お兄さんが適当にチョイスしてくれました。
プレーン、
チョコ、
赤のはたぶんプラム、
緑のはなんだろう??
この受け渡し方にも特徴があって、
渡す際にわざとひっくり返したり、受け取らせなかったり
かなりフェイントをかけてパフォーマンスをします。
相棒は何回も何回もフェイントされてました。
日本でも一時トルコ風アイスが流行りましたが、
それとは全然違う、
例えようのない食感です。
味も日本のトルコ風アイスよりもさっぱりと甘さ控えめです。
ゆっくりと味わいたかったのですが、
強烈な日差しでドンドン溶けて行くので、
焦って食べきったのでした。
このドゥンドゥルマは至る所で売っているのですが、
どの売り子さんも10代かなってくらい若い男の子。
トルコでは明らかに10代前半らしい男の子が普通に働いています。
調べてみると貧富の差が激しいらしく、
2011-07-10 15.10.42
この写真のように
少年が土方として働いているところもしばしば見かけました。
一方で少女が働いている姿は全然見かけませんでした。
そこはやはりイスラム教の教えの影響なのかなと思ったり。
でもイスタンブールはそこまで厳格な信仰心を持っている人ばかりではないみたい。
短パン&キャミソールなんて女性はもちろんいませんが、
布で顔を隠している女性もいれば、
そうじゃない女性もいます。
そんなイスタンブールでも
信仰心のない人が多い日本で暮らす私は
宗教が生活に根付いているんだなとしみじみ実感したのでした。